日歯メールマガジン [No.050 08/03/31]

■日歯生涯研修事業「Ｅシステム」運用開始
　日本歯科医師会学術・生涯研修、国際渉外担当常務理事　江里口　彰

　4月1日から平成20・21年度日歯生涯研修事業が始まる。同時に「Eシステム」
の運用が開始される。

　これまでの生涯研修カードは発行しないので、会員各位にはPC・携帯電話・
プッシュホン及びICカードで研修結果を登録していただきたい。

　詳細は『日歯雑誌（平成20年1月号）』もしくは日歯ホームページを参照い
ただきたい。

　なお、ICカードは3月中旬に所属都道府県歯に届けているので、確認してい
ただければ幸いである。

　「Eシステム」運用開始に当たっての連絡事項を以下に示す。

○　運用開始日：平成20年4月１日午前9時　24時間対応（メンテナンス日を除く）
○　ログイン：日歯ホームページ メンバーズルーム内「Ｅシステム」アイコン
　　からログイン
○　ID・パスワード：IDは『日歯雑誌』並びに『日歯広報』の宛名ラベル右下
　　にある6桁の数字
○　携帯サイト：http://www.nskjs.jda.or.jp/dental/Signon.aspx
○　プッシュホン：03−3640−9641

■歯科外来診療環境体制加算の効果を検証へ
　中医協検証部会

　中医協の診療報酬改定結果検証部会が3月26日、厚労省内で開催され、
平成20年度診療報酬改定の影響を検証するために実施する特別調査の検証項目
が提案された。

　歯科関係では、2月13日付で舛添要一厚労相に提出した平成20年度診療報酬
改定に係る答申書の付帯意見にも盛り込まれていた「歯科外来診療環境体制加
算」の創設による効果が検証項目に提案された。

　また、後期高齢者医療の診療報酬項目の実施後の状況も検証項目として提案
されたが、いわゆる担当医の機能状況等を重点的に検証していく予定であり、
それ以外の項目については、新規創設項目が多数あることから今後絞っていく
予定。

　検討項目及びその内容の詳細については次回検討する。

■2269人歯科医師に　合格率は68.9％
　第101回歯科医師国家試験

　第101回歯科医師国家試験の合格者が3月27日（木）に発表され、受験者3295
人中2269人が合格した。合格率は68.9％。

　新卒者は受験者2487人中78.3％の1948人が合格。男女別では、男が1396人、
女が873人合格し、合格率は男66.1％、女73.8％であった。

　前回は受験者3200人中2375人が合格し、合格率74.2％。そのうち、新卒者は
受験者2580人中80.9％の2087人が合格していた。