日歯連盟参院選比例代表候補選考委 該当者を選定できず

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日歯連参院選比例代表候補選考委 該当者を選定できず
                                    2008年8月22日

 日歯連盟の第4回参議院比例代表候補者候補者選考委員会(伊藤英紀委員長)が8月21日に開催され、応募者7名について投票を行った。最終的に、上位2名の投票で15票を獲得した島村大氏(神奈川県・東京都)の信任投票が行われたものの、28名中16名の委員の賛成を得ることができず(選考委員会規程第7条:委員の3分の2以上の賛成をもって推薦を答申する。出席委員数が28名であるため19人の賛成が必要)、選考委員会は「選考委員会規程第7条による該当者を選定するにいたらなかった」ことを永山一行日歯連盟会長に答申した。
 応募者は、松井正剛(55歳・奈良県)、小林幹夫(54歳・栃木県)、白須賀貴樹(33歳・千葉県)、喜屋武満(60歳・沖縄県)、冨澤卓郎(45歳・東京都)、島村大(47歳・神奈川県/東京都)、露木隆之(39歳・神奈川県)の7氏。
 評決は単記無記名で行われ、7名を4名に絞る第1回の表決で、松井正剛(奈良県)・白須賀貴樹(千葉県)の両氏が7票、島村大氏(神奈川県・東京)6票、露木隆之氏(神奈川県)4票、喜屋武満氏3票、小林幹夫氏1票、冨澤卓郎氏0票で、いずれもの3分の2以上以上の票を得られず、票獲得上位の松井・白須賀・島村・露木の4氏で2回目の投票が行われた。結果、松井氏9票、白須賀氏7票、島村氏8票、露木氏4票、いずれも3分の2以上以上の票を得られず、上位の松井・島村両氏による3回目の投票が行われた。表決の結果、松井・島村両氏共に14票だったため、再度表決が行われ、松井氏13票、島村氏15票の結果となった。引き続き、上位者の島村氏の信任投票が行われた。
 永山会長が、この選考委員会で候補者を決定したいと懇請したが、16名の委員の賛成しか得ることができなかった。表決の結果を受け、選考委員会は選定するに至らなかった旨を答申した。

 ※デンタルタイムス21・8月25日号で詳報


次期参院選候補に7氏が名乗り〜舛添厚労相政策秘書・露木氏も〜
                                  2008年7月1日

 6月30日、日本歯科医師連盟は平成22年に行われる第22回参議院比例代表選挙候補者の公募を締め切る。本紙の調査では、次の7氏が所属都県歯連盟の推薦を得て比例代表候補者申請書を届け出る予定だ。
 松井正剛(55歳・奈良県)、小林幹夫(54歳・栃木県)、白須賀貴樹(33歳・千葉県)、喜屋武満(60歳・沖縄県)、冨澤卓郎(45歳・東京都)、島村大(47歳・神奈川県/東京都)、露木隆之(39歳・神奈川県)。
 松井氏は大阪歯科大学卒、白須賀氏は東京歯科大学卒、両氏は昨年7月参院選の選挙区候補者として戦った経験を持つ。小林氏は日本歯科大学卒、栃木県県議会議員2期務めている。露木氏は神奈川歯科大学卒、舛添要一厚労大臣夫人の弟で大臣の政策秘書を務めという経歴の持ち主。喜屋武氏は九州歯科大学卒、沖縄県歯会長を2期務めるなど歯科医療政策に通じている理論家。島村氏は東京歯科大学卒で神奈川県歯連盟の理事長を務め、地道な政治活動に対する評価は高い。都歯連盟の会員でもあることから都歯連盟の推薦も受けた。冨澤氏は東京医科歯科大学歯学部卒、一般会員として現状の改善、特に歯科医師需給問題の解決を図りたいとしている。

情報提供:デンタルタイムス21 歯科時報新社

7名の候補者が名乗りを上げ、投票により絞り込んで言ったようですが、最後の一人となった所で、委員の2/3の票を獲得出来ずに、最終候補者は決まらなかったようです。
この時期(衆議院選前)に、早々と候補者を決めることに疑問を感じます。
7月30日の選考委員会の模様の方が別の意味で面白かったですが・・・
日歯連盟HPの会員用ページで「速記録」を見ることが出来ます。
興味のある方はご覧下さい。