歯学部定員削減分を医学部定員に上乗せへ

月曜日は日歯のメルマガの日ですが、今回は「お盆休み」だったようです。

代わりに、IDNのメルマガからの記事の引用です。

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 ■ 8/5文科省が通知
 □ 歯学部定員削減分を医学部定員に上乗せへ

  文部科学省高等教育局は8月5日、医学部を置く各国公私立大学長に対
 し、平成21年度の医師養成課程の入学定員の増加を求めた「地域や診療
 科の医師確保の観点からの医師養成の推進について」の通知を送付した。
  これは、本年6月27日に閣議決定された「経済財政改革の基本方針2
 008」を踏まえ、医師不足が深刻な地域や診療科の医師を確保する観点
 から、医師養成数を「早急に過去最大程度まで増員」することを目的とし
 たもの。対象となる大学は、医師養成課程(医学に関する学部又は学科)
 を有する大学。

  通知では、医師養成課程と歯科医師養成課程を併せ持つ私立大学につい
 ても触れている。
歯科医師養成課程を有する私立歯科大学が、歯科医師
 養成課程の入学定員を平成10年度比で10%を超えて削減する場合には、
 教育上支障のない範囲で、当該削減数を医師養成課程に係る入学定員に加
 えることを認める」とされた。歯科医師需給問題については、昭和61年
 に入学者数の20%(676人)、平成10年に旧厚生省から最小限10
 %(271人)の削減を求める報告書が出されていた。しかし、平成19
 年度の入学定員は、目標入学定員より224人増の2,657人になって
 いる。

  ☆詳細内容は[ IDN 厚生行政関連情報 ]でどうぞ ▼ 12日更新
  http://www.independent.co.jp/mhlw/

既に既報ではありますが、改めて転載します。文科省の説明会では昭和大がコレについて質問しています。
「既に医学部の定員が120名の所は歯学部定員削減分をさらに上乗せ出来るのか?」と言う質問に、文科省は「個別に相談に応じる」と回答しています。

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