平成２０年度診療報酬改定に係る通知等について
昨日の日記で書いた、平成20年度診療報酬の留意事項、疑義解釈について、厚労省のHPに早々にアップされたようです。伝達講習会の時に渡される資料集の電子版です。
早く見たい方は下の項目をクリックして下さい。PDFファイルとしてダウンロード出来る形で夫々の項目がアップされております。
以下、歯科に関連する部分を抜粋しました。
【局長通知】
「診療報酬の算定方法を定める件」等について（通知）
「医療費の内容の分かる領収証の交付について」の一部改正について
【課長通知】
診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について
基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて
別添７・届出様式
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歯科は上のファイルのP7〜8です。
特掲診療料の施設基準及びその届出に関する手続きの取扱いについて
特定保険医療材料及びその材料価格（材料価格基準）の制定に伴う特定保険医療材料料（使用歯科材料料）の算定について
【管理官通知】
歯科の診療録及び診療報酬明細書に使用できる略称について
【課長通知】
診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について
そこで、問題の金パラ価格はと言うことでDSCさん所を覗いてみると・・・
金パラ点数改定
金パラは６１４円→７０２円に改定のようです。
速報ですので間違っていたらm(_ _)m ・・・だそうです。
【材料料（金パラ関係）】
（１）大臼歯
イ インレ−
単純なもの ８４点
複雑なもの １５６点
ロ ５分の４冠 １９６点
ハ 全部鋳造冠 ２４７点
（２）小臼歯・前歯
イ インレ−
単純なもの ５７点
複雑なもの １１４点
ロ ４分の３冠 １４１点
ハ ５分の４冠 １４１点
ニ 全部鋳造冠 １７７点
前装鋳造冠 ２２０点
12月の予想よりは補正値が大きかったようですが、まだまだ逆ザヤ解消には程遠いようです。
0.42%の改定アップなど消し飛びます。
その上、そこら中にトラップ満載のような気がするのは私だけ？
今日の公示を今日付けでアップしているのは個人のHPが多いですネ。今までもずっとやって来た方々ばかりだから当然のようにやってくれています。
保団連系のHPは地域のも含めて厚労省HPへのリンクは新着情報でアップしたようです。
歯科医師会は、日歯、県歯とも音沙汰なし・・・
ただ、日歯会員用HPを覘くとこんな資料がアップされているようです。
歯科医院経営における経費削減の分析に関するモデル調査報告書（平成20年1月）
興味のある先生は、ご自分でアクセスしてご覧下さい（会員のIDとパスが必要なので）。
もうひとつ、「平成20年度診療報酬改定」についてはいち早くアップし資料も完璧に近いサイトがあるのですが、ご自分でググッたりヤフったりしてお探し下さい（笑）。
（追伸）
上のように書いたら、こんな記事がありました。
http://www.independent.co.jp/news/pix.cgi
PIXニュース 2008年2月25日（月）
九地連で村上専務が報告
公益認定等委員会事務局が示唆「会長選挙はキャビネット方式か」
村上恵一日歯専務理事
日本歯科医師会の村上恵一専務理事は、2月16日に開催された九州地区連合歯科医師会協議会で日歯の会務報告を行い、公益法人制度改革における代議員会制や会長選挙に関する現在の状況等を報告した。会長選挙に係わる公益認定等委員会事務局の見解については「法律では総会が理事を選び、代表理事は理事会が選ぶとなっているため、会長（代表理事）がその他の理事を選出するということは認められない」と報告。その上で、日歯として「それではどうすべきか」を訊くと、事務局から「会長を含めた理事全員を選ぶ方式であれば、認められる可能性があるとの答えが返ってきた。日医の方式が有力だということである。但し、確定はしていない」と説明した。
また、村上専務理事は、平成20年度診療報酬改定の主なポイントを報告。先ず「今回は、会員諸先生に早く改定の概要を知ってもらいたいという思いから、即座に日歯HP上に改定概要をアップした」「都道府県歯社会保険担当理事連絡協議会を1週間早めて、3月9日開くことにした。4月1日までの期間が長いほど、会員の診療報酬改定に対する理解が進むと考えた」と述べた。引き続き、今回の診療報酬改定における主要項目を説明するとともに、報告できる範囲で、貼り付け作業や通知文等において日歯が留意した点、及び厚労省との厳しい折衝内容を説明した。
留意事項はもう厚労省のHPにアップされているのに、会員諸先生方に知らせなくて良いのでしょうか？
