日歯メールマガジン[No.056 08/05/26]より

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1》コラム<テイク・オフ>
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■「Eシステム」テイク・オフ
 日本歯科医師会学術・生涯研修・国際渉外担当常務理事 江里口 彰

 平成20・21年度日歯生涯研修事業「Eシステム」の運用開始から2カ月が経過
した。

 5/14現在の利用者数は会員4,537名、都道府県歯を始めとする研修会主催者
は1,165団体で、「ICカード」の利用者数は3万296人(延べタッチ回数)とな
っている。

 問い合わせの多くはIDとパスワードに関するものである。この対応として
『日歯雑誌5月号』に「Eシステムへのログイン方法について」を掲載し、スム
ーズな「Eシステム」の利用をお願いしている。

 また、運用開始後の実例を踏まえて、「EシステムおよびICカード用研修受
付ソフト利用に関するFAQ」を作成し、日歯ホームページに掲出している。

 「Eシステム」会員用のメニュー「研修教材を探す」内には豊富な研修教材
があり、最新の日歯生涯研修ライブラリー(平成19年度制作)も映像配信して
いる。

 会員の先生方の「Eシステム」のご活用に期待するばかりである。

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2》JDAウィークリー
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■歯科の窮状や健康寿命延伸への寄与主張
 国家戦略本部・社会保障PT

 自民党の国家戦略本部「安心できる社会保障プロジェクトチーム(PT)」の
第13回会合が5月16日、自民党本部で開催され、大久保満男会長が歯科の窮状
を訴えるとともに、「生活を支える医療」である歯科が健康寿命の延伸に寄与で
きることなどを主張。生涯を通して歯科の立場から国民の健康・生活を支援し
ていくための「口腔保健法(仮称)」の制定に理解を求めた。

 PTは今国会会期中を目途に中間取りまとめを行う予定。


後期高齢者終末期相談支援料 実態検証の上で改善
 中医協総会・検証部会

 中医協総会が5月21日、厚労省内で開催され、平成20年度診療報酬改定で導
入された後期高齢者医療の診療報酬に係る見直し、特に歯科も関わる「後期高
齢者終末期相談支援料」などの是非について協議し、実態を検証した上で改善
を図ることで大筋合意した。次回以降も引き続き検討していく。

 「後期高齢者終末期相談支援料」については、総会終了後の診療報酬改定結
果検証部会で、特別調査項目として今年度に実施状況や満足度などを調査する
ことが了承されたが、政府与党は、6月上旬に後期高齢者医療制度の運用見直
し案をまとめる方針を打ち出している。

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白河歯科医師会でも5月例会時に「Eシステム」の説明が行われたようですが、利用法はお分かり頂けたでしょうか?慣れれば簡単。利用出来るコンテンツはかなり多いのです。1990年(だったか?)からの日歯関係の雑誌のコンテンツがすべてアーカイブされています。巨大なデータ・ベースでもあります。
検索が「タイトル」だけでなく全てのテキストから抽出されるようになればベストなのですが・・・
PDFファイルと言っても画像系で透明テキストが貼られていないものもあり、その辺がネックになっているのか?